平成26年度白山市PTA大会報告
平成26年10月11日(土)に開催されました白山市PTA大会がPTA会員400名の方にご参加いただき、盛会裏に終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様にお礼申し上げます。
10月11日(土)、白山市鶴来総合文化会館クレインにおいて、『平成26年度白山市PTA大会』が開催されました。昨年に引き続き2回目の市PTA大会であり、白山市内27小中学校のPTA・育友会・育成会会員があいつどい、教育の今日的課題に理解を深めるとともに、PTA活動の一層の振興と、心豊かな子どもたちの育成に資することを目的に開催されました。
◆開会式
川本務運営幹事の開会宣言で白山市PTA大会の幕が上がりました。西田貴子副会長の「五つの誓い」の唱和に続いて、北田朋幸会長が挨拶。北田会長は、「子どもとかかわることが親力を育てる事。子どもたちが母校に愛情を持ち、笑顔で卒業していけるような学校生活を送っていけるようサポートしていきたい」と挨拶しました。続いて来賓を代表して作野広昭白山市長よりご挨拶を頂戴しました。この大会には、ご多用の中、作野広昭白山市長、松井毅教育長、井南寿彦学校教育課長、竹内浩一生涯学習課長、宮谷順二中学校長会会長にご臨席を賜りました。
◆表彰式
大会では、長年にわたって市P連の活動に貢献した白山市PTA連合会功労者13名の表彰が行われました。受賞者を代表して鶴来中学校PTAの松枝雅子氏が「子どもたちのために楽しい環境を作りたいとの思いでPTA活動を行ってきました。これまでの経験を一人でも多くの人に伝えていきたい。」とあいさつがありました。
◆実践発表
平成25年度白山市PTA連合会『豊かな心を育むPTA活動推進事業』実施校を代表して、蕪城小学校PTAと美川小学校育友会の実践発表がありました。蕪城小学校PTAから『地域と連携した防災への取り込み』という演題で、石川県の総合防災訓練の会場として蕪城小学校が使用されることを機に、地域・学校・PTA間の連携を深めながら、引き渡し訓練、防災食講習会、防災訓練など年間を通じて取り組んできた防災教育の成果について発表が行われました。地震や台風などの自然災害が多発している昨今、地域と連携した防災訓練を継続的に取り組むことの重要性をあらためて認識させられる内容でした。美川小学校育友会から『子どもに感謝!親の学び場』という演題で、「一人一役運動」、教育講演会「携帯・スマホ・ネットの危険性」の2つの取り組み内容について発表が行われました。一人一役運動の実践事例は全員参加型のPTA活動を推進する上で参考になる内容でした。寸劇風に活動の成果を紹介するなど、それぞれ工夫を凝らした発表となっており、大会参加者の方に興味をもっていただけたのではないかと思います。
◆講演会
講師に元Le Coupleボーカル 藤田恵美氏をお迎えし、『あなたの「ありがとう」っていいな~OMOIYARI音楽会~』という演題で講演していただきました。藤田さんは“思いやり”をテーマにした合唱曲「OMOIYARIのうた」を子どもたちと歌う「OMOIYARI音楽会」の活動を全国各地で開催し、子どもたちに“思いやり”の大切さを伝える活動をされています。石川県では、昨年、松南小学校で「OMOIYARI音楽会」が開催されました。講演では、いじめをなくしたいとの思いから愛知県の小学生とともに「OMOIYARIのうた」を作ったことや、大人も子どもも相手への思いやりの心を持って接することの大切さを語られました。最後は、松南小学校の子どもたちと一緒に手話を交えながら「ひだまりの詩」、「OMOIYARIのうた」の合唱がありました。藤田さんと子どもたちとの心が一つになったハーモニーはとても素晴らしいかったです。
旭丘小学校PTA副会長 原田正則