家庭教育研修会が開催されました。

平成25年度 家庭教育研修会

12月14日(土)に鶴来総合文化会館クレインにおいて、家庭教育研修会を開催しました。
全国的に問題となっている無料通話メールアプリを利用する子どもたちが増加しており、保護者として責任を持ち、ネットトラブルから子どもたちを守るための知識を身につけることを趣旨とし、研修会を開催しました。

研修Ⅰでは、ネット基礎講座大人初級編で、アンケート結果より学年が上がるにつれ、子どもたちのLINE利用者が急増していることで、ネットいじめなどの問題があることやネット用語の説明、子どもたちを守るため、パスワード設定(ピア(ペア)レンタルコントロール)をするための実際の映像などを視聴後、実際に「DS」や「iPod Touch」、「デジカメ」(ネットに接続できる機能があるカメラ)、「使用していないスマホ」などを使用し、LINEやネットなどに接続する体験コーナーを開催しました。

研修Ⅱでは、「子どもとネットの関わり方」について、石川県少子化対策監室子ども政策課の川光 美紀氏が、「携帯やネットによる諸問題」や「SNS(LINE等)についてどのようなことが出来るか」また「LINEトラブルやいじめ」では、実際に石川県で起きているネットトラブルも紹介され、身近に危険があることを感じました。「LINEで絶対必要な設定5つ」などについてご講演いただきました。石川県では、携帯電話に関する基本方針を設定されており、「学習活動に直接必要のないもの」「小中学生に携帯電話を持たせない」「フィルタリングをはずさない。」「事前に親子でルールを!」の方針が決められており、親子でルールを作り、親子で話し合うことでネットや携帯などのトラブルから守ることができます。

今回の研修会では、保護者が知らなかったことがたくさんあり、子どもに使用させる前に、保護者が知識を持ち、子どもとルールを決めることの大切さや様々なネットトラブル、フィルタリングの大切さなどを教えていただき、たいへん有意義な研修会となりました。(家庭教育委員長 辻 千鶴)

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